The Benjamin インタビュー

INTERVIEW

●最新作の『BAT’S EYE』含め、最近はデモシングルという形のリリースが続いていますよね。『Bark in the Garden』で大きく変わった方向性から、またバンドが変化しているように感じているのですが、その点はいかがですか。
ミネムラ“Miney”アキノリ(以下、Miney):一年前に『Beelzebub』というシングルを出したんですけど、そのカップリングの「ボードレールに沈む海」が、意外に評判がよかったんです。ライヴでまったりしそうな曲なんだけど評判がよかったから、そこまで激しくない方向でも自分たちの魅力を出せるかなと思って。去年のデモシングルでも、歌ものというかアレンジの面白さを出した、「ビリオンの星降るシャンデリア」「ベラドンナリリィ、大好きだよ」「ブリキの太鼓」は、どの曲も評判がよかったから。この路線をもっと突き詰めてみたいと思ったんです。
ウスイ“Tacky”タクマ(以下、Tacky):それまでの方向性はアルバム(『BELIEVE』)で完結したから、激しいだけじゃなくて楽しいこともありだよねっていう、中間地点にいるんじゃないかなと思います。
ツブク“Mashoe”マサトシ(以下、Mashoe):去年の9月から毎月違うコンセプトでワンマンをやったんですね。それは、ワンマンごとに推したい曲があったんです。その流れがあったうえでの『BAT’S EYE』なんだと思います。

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